嵐の中で

ある日突然、平穏だった日常が内側から崩れ始めました。

はじめの一歩

主人と不仲になってもうすぐ2年になろうとしている。

 

今までブログだったり、Twitterだったりに想いを吐き出してきたが、

 

リアルな友人には誰一人として相談することができなかった。

 

リアルな言葉にしてしまうと、全てが現実のものになって自分自身に返ってくるのが怖かったのかもしれない。

 

現実から目をそらしていたのかもしれない。

 

黙っていたら、今までと変わらぬ生活を続けていくことができる。

 

自分自身気持ちを偽って、砂の上の城を守りたかったのかもしれない。

 

でも、そんなことはやっぱり長くは続かない。

 

ここで漂っているのでなく、前に先に進まなくてはいけないと思った。

 

前述の”理由と条件”に挙げたように、

 

離婚したい理由と離婚時に希望する条件を具体的に考えるようになった。

 

で、その先は・・・。

 

弁護士等の専門家に意見を聞いてみたいと思うようになった。

 

残念ながら弁護士の知り合いは皆無である。

 

法テラスや公的な相談所に行くことも考えたが、

 

まずは東京で暮らしている親友に相談してみることにした。

 

もちろん弁護士ではない。

 

ただ、そのご主人が広いネットワークもお持ちのようで、ダメもとで相談してみることに。

 

その親友にも今までのことは話せていない。

 

いや、何度も何度も話そう、相談したいと思った。

 

でもね、いざ東京で会ったりすると・・・話せなくなった。

 

久しぶりのこの楽しい時間を、こんな暗い話題でぶち壊したくないと思ってしまうのだ。

 

こんな嫌な気持ちになるのは自分一人で十分だと自分自身の中に抱え込んでしまうのだ。

 

でも、このままでは何も進まない。

 

意を決して、親友に長い長いLINEを送った。

 

感情的な文章にならないように、今までの経緯を説明し、離婚に向けての準備を始めたい旨を送った。

 

親友からはすぐに返信が返ってきた。

 

彼女の文章も同じように淡々と感情的ではなく、それでも想いの伝わる返信だった。

 

”話しにくいことを話してくれてありがとう”

 

”知り合いに弁護士はいないが、○○(私の住んでる近く)の知り合いに弁護士がいないかきいてみる”

 

”絶対に別れたほうが良い”

 

といった内容が書かれていた。

 

絵文字は一つもない文章。

 

それだからこそ。。。彼女の想いが伝わる文章。

 

読んでいて涙がこぼれた。

 

長いこと誰にも話すことができなかったこと。

 

ようやく外に吐き出すことができた。

 

あれから2年弱

 

ようやく”はじめの一歩”を踏み出した気がした。